えたいのしれないなにか

ちらしのうらとかそういったたぐいのものかもしれないね(てつがく)

糞サイヤング賞結果発表&順位予想2024

うだうだしている間に翌シーズンが始まってしまったので、2023年の糞サイヤング賞を決めてしまいましょう。

 

オリックス:田嶋大樹

13試合81 2/3イニングを投げ6勝4敗、防御率3.09とごく普通の成績に落ち着きました。しっかりとローテーションを完走できたとは言えませんがチーム6位のイニング数を稼ぎ、優勝に貢献しました。日本シリーズでの好投も光りましたが、勝利につながらなかったのが残念です。

ソフトバンク:有原航平

17試合120 2/3イニングを投げ10勝5敗、防御率2.31と優秀な成績。二軍での体たらくは別人だったかのようにチーム最多勝の働きを見せ、「二軍ではやる気がなかっただけ」とも言われました。

埼玉西武増田達至

40試合に登板して19セーブ、4敗しています。防御率は5.45となり、終盤には抑えを剝奪されました。

東北楽天田中将大

24試合139 1/3イニングを投げ7勝11敗、防御率4.91と散々な成績になりました。それでもチーム2位のイニングを投げているのはさすがというところ。

千葉ロッテ美馬学

18試合98 1/3イニングを投げ3勝9敗、防御率は4.76と低迷。QSも5回と苦しいシーズンを送りました。

北海道日本ハム:コディ・ポンセ

10試合51 2/3イニングを投げ4勝5敗、防御率は3.66。怪我もあって登板が少なかったですが最終成績はまずまずで、オフに楽天へ移籍しました。

東京ヤクルト:奥川恭伸

一軍登板なし。復帰が見えるとまた怪我をする悪循環にはまり、野球どころではないようです。

・横浜DeNA:トレバー・バウアー

19試合130 2/3イニングを投げ10勝4敗、防御率は2.76まで持ち直しました。9月に怪我で離脱しCSでは登板なく日本を去りましたが、結果的に横浜のポストシーズン進出に大きく貢献してくれたと言えるでしょう。

阪神:青柳晃洋

18試合100 1/3イニングを投げ8勝6敗、防御率は4.57と悪いですが一時期二軍での調整もしていた割に勝敗はそこそこ。日本シリーズでは最終戦にジョーカー先発を果たして史上二度目の日本一に貢献しました。

・読売:菅野智之

14試合77 2/3イニングを投げ4勝8敗、防御率3.36。怪我もあって大きく数字を落としました。

広島東洋:栗林良吏

55試合に登板して18セーブ15ホールド、3勝7敗です。抑えの座こそ失いましたが中継ぎとして奮闘し、チームの2位躍進に貢献しました。

・中日:涌井秀章

21試合111回を投げ5勝13敗、防御率は3.97。数字以上に援護に恵まれず最多敗を喫しました。

 

ケガでまともに投げられなかった選手は趣旨に見合わないので除外し、フルシーズンを投げぬいて成績がいまいちだった涌井と田中をセパそれぞれの糞サイヤング賞とします。

 

続いて2024年の順位予想です。

 

セリーグ

1位:阪神タイガース

2位:横浜DeNAベイスターズ

3位:東京ヤクルトスワローズ

4位:広島東洋カープ

5位:中日ドラゴンズ

6位:読売ジャイアンツ

 

グラウンド内外で岡田が他球団や審判団を恫喝するので阪神有利に物事が進むことを鑑み、優勝は阪神に決定です。昨年抗った高津は潰されましたし、三浦は媚びすぎて試合になりませんでした。2位の横浜は贔屓目、最下位の巨人は阿部がいまいちな発言を連発しているため、あとは戦力通りに並べています。原も退任した今、セントラルでは公正な試合が行われなさそうなので、順位予想は意味をなさないと思います。

 

横浜で今年期待している選手は中川颯です。もともとアンダースローが大好きで高橋礼の獲得を熱望していた(巨人いっちゃったけど)私にとって、地元出身のサブマリンが誕生したことはもはや運命としか言いようがありません。石川達也とかなり経歴が似ていて(神奈川出身、県内高校→六大学野球、育成選手経験あり)、もともと仲が良いという話も出ており、二人そろっての活躍を願っています。

 

パリーグ

1位:福岡ソフトバンクホークス

2位:埼玉西武ライオンズ

3位:オリックス・バファローズ

4位:北海道日本ハムファイターズ

5位:千葉ロッテマリーンズ

6位:東北楽天ゴールデンイーグルス

 

さすがにソフトバンク優勝は堅いでしょう。打線の破壊力が段違いですし、先発が揃わなければバウアーと上沢を補強するだけの話。それでも優勝しないとすれば、小久保の戦力運用が相当マズいというくらいしかなさそうですが、プレミア12での苦い経験を活かしてくるのではないでしょうか。

次にリーグで一番投手陣が充実している西武。助っ人含め打線がそれなり以上に機能すれば上位は余裕で目指せそう。

オリックスは投打ともそこそこ揃いますがそれぞれ穴も大きく、今まで紙一重で取れていた試合が勝敗ひっくり返る可能性が高いと思います。森がキャッチング・ブロッキングを猛練習してGG賞取るくらい活躍すれば、もしかすると優勝もあるかもしれません。

日本ハムは今年伸びてくると思いますが、上との実力差が開きすぎていてまだ届くところにはないでしょう。優勝するとしたら新庄退任後になりそう。

ロッテは昨年上振れと吉井の運用で勝っていた面があり、今年は相当に厳しい戦いを強いられそうです。美馬・西野・メルセデスあたりの成績がチームの成績に直結してきそう。

楽天は当面戦力のリプレイスに終始するでしょう。壊れたチームの立て直しを今江に任せるのは酷な気がします。